地球の環境問題について

地球温暖化、日本、中国の環境問題など

日本の環境問題

日本における環境問題は、ダイオキシン問題、交通公害型問題、リサイクル問題、温暖化問題、持続可能先進国型問題、持続可能途上国型問題などが挙げられます。

ダイオキシン

ゴミ焼却などによる燃焼や薬品類の合成に際して、副生成物として生じます。また、金属精錬施設、自動車排ガス、煙草の煙、山火事や火山活動などの自然現象などによっても発生します。
ダイオキシンの人への影響は、一般毒性、発癌性、生殖毒性、免疫毒性など多岐にわたり、妊婦の胎児への影響もあります。

交通公害型問題

交通公害とは自動車の排出ガス、騒音・振動などの道路交通公害や、航空機の騒音問題、新幹線の騒音・振動問題、船舶から排出される酸化物の問題など交通機関の発展によってもたらさされた公害のことを指します。

四大公害病

・水俣病
水俣病は世界最大の水銀公害病と言われ、1956年に熊本県水俣市で発生が確認された公害病。

・第二水俣病
上記の水俣病と同様で水銀公害。新潟県で発生した同様の公害病。

・四日市ぜんそく
三重県の四日市市で1960年〜1972年に発生した大気汚染による集団ぜんそく障害。症状は息が苦しく、喉が痛み、激しい喘息の発作などが起こるのが特徴。

・イタイイタイ病
岐阜県での鉱山の製錬に伴う未処理廃水により発生した公害病。富山県婦中町において、大正時代から昭和40年代にかけて多発。